やりたいことがわからない人は、まず自分の状態を知ること

    
自由に歩く像
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やりたいことがわからない人は、まず自分の状態を知ること

 

セッションで、「来年はどういう1年にしたいですか?」
「どうなりたいですか?」という質問に

 

 

「それがわからないのです」

 

「私、何がやりたいのかが自分でわからないのです。」

 

と言って悩んでいる人は多いです。

 

 

人間には無限の可能性がある!

なんていくら知識で知ってたとしても
どこかで聞いたことがあったとしても、

 

自分にその「無限の可能性」があるなんて思えないから、

 

「お金がないから〜できない」
「時間がないから〜できない」

 

何かやろうとしても、

心の中で「けど、でも、だって」という言葉がでてきます。

 

こんな時は、

あ、これは「うまくいかない思考パターン」に

 

なっているなと思ってください。

 

そういう思考パターンになる理由はいろいろとあって、人間というのは
自分がかわいいし、自己防衛本能というものがあります。

 

これが心の中にしっかりと根付いてしまった状態のことを
心理学では「エレファント・シンドローム」といいます。

 

 

なんでエレファントというかというと、

象を手なずけるために、
大人になった象を連れてきて、

いろいろと指示しても言うことをききません。

 

 

まだ生まれたばかりの小象を連れてきて
立派な木で頑丈なくさりをつけて足かせする。

 

 

すると象は逃げたい逃げたいと頑張るのです。

 

でも力がまだ弱いからどんなに頑張っても

逃げられないとわかります。

 

そうすると大人になっても

小さな木に簡単なくさりにつながれているだけで
逃げないのです。

 

 

子像がつながれている

 

 

本当だったら、大きくなった象の力だったら、

ポンと外して逃げることは
簡単にできるのに・・・・

 

 

逃げたいとも思わなくなる。
そういう欲求がでなくなる。

 

 

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そういう能力が「ある」ことさえも

忘れてしまっているのです。

 

認識していない。

 

大人の象だったらポンと外して

逃げることだってできる能力はあるのです。

 

 

でもその能力を使おうとしない。使えると思えない状態。
これは象さんの心の中に
NMA(Negative Mental Atitude)=消極的、否定的な心構え
が根付いてしまっているから、そうしようとしない。

 

実はこれは、人の心の状態にも
まったく同じことが言えるのです。

 

私たちも育った環境や両親との関係から成長する過程で

いろんなことがあります。

 

ネガティブな感情を何年も

ずっとそのままにしておくと

 

いつしかそれが原因となって、
自分の無限の可能性を

信じられなくなってしまったり

 

ふとしたきっかけで、自分を批判して

追い詰めてしまったりするのです。

 

そして自信がなくなって、

何もできないと思ってしまうのです。

 

 

できない自分が当たり前・・・

今の自分を「ありのままでいい」と
その状態を「これが自分」と肯定して、

いろんなことをチャレンジしようという

気持ちにもならなくなってしまっているのです。

 

だから、「自分が何をやりたいのかわからない」

 

という状態になっているのです。

 

能力の限界を勝手につくってしまう状態

 

に陥っているだけなのです。

人間は、無限の可能性がある

 

これが本来の「ありのまま」の状態です。

 

 

自由に歩く像

 

 

 

この状態は、取り戻すことができます。

 

安心してください。

 

 

ただここでは、

 

やりたいことがわからない自分というのは、

こういう状態なんだなということを

知っておいてください。

 

本来持っている能力を100%活かせるように

していくための方法の一つとして「自己観察」があります。

 

 

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