自己観察:鏡とわかっても感謝できません〜!

    
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自己観察:鏡とわかっても感謝できません〜!
こんにちは、
 
天命・天職が見えてくる
自己観察の専門家
 
平野香緒里です。
 
 
 

今日は自己観察を実践していくうえで、
よく頂く質問にお答えしていきたいと思います。

 

 

自己観察を進めていくプロセスで
こういう価値観を持っていたから、
こういう現実になってたのだな

 

とか、

 

こういう考えをしているから、
それを現実が鏡として見せてくれている
ということは、わかるけれど

 

それが感謝にならない。
どうしたらよいのでしょうか?

 

 

といったご質問です。

 

お答えする中には、
これまでの復習の内容もたくさん
含まれています^^

 

そもそも目の前の人に怒っていて
その人へ感じるネガティブな感情を
そもそも

 

出来事を肯定したくない!

 

みたいな感情が自己観察を
やる前から出てくることが
ありませんか?^^

私はありました(笑)

 

 

相手の態度がすごくムカついているのに、
なんで私がいい人になって
感謝しなきゃいけないの?

 

 

そんな自己観察やりたくない!
みたいな^^;

 

 

自分を映す鏡だと思うのも
悔しいときもありますね。

 

 

なんで私なのよ~~!!
私はそんなふうじゃない!!って。

 

鏡とわかっても

 

それ、ふつうだと思います^^
 
でもその「ふつう」のことで
苦しくなってしまう
のですよね。

 

 

相手を責めていたい気持ちがあって
それをまだしたいうちは、
思いっきり責め続けることも

自由です。

 

 

私も元夫に対して、離婚当初はずっと
どんよりとした振り払えない
「責めたい怒り」がありましたから。

だから、本当によくわかるんです。

 

 

 

でも責めたい「怒り」を自分の中に
持ち続けている限り、

 

「責めたくなるような現実」が
いつまでも続く
んだなとわかり、

 

自分のために楽にしてあげたいな
とも思いました。

 

 

ちなみに、
私は、元夫との関係を良くしたいから
自己観察を学んだをわけでは
ありません。

 

 

離婚当初は、すごく怒りを
持っていましたから、

そんな元夫のために、
貴重な大切なお金を使ってまで
元夫に対して感謝できる自分に
なりたいなんて思いはさらさら
ありませんでした。(笑)

 

ひどいですね。

 

(お陰さまで、今現在は元夫とは、

離婚はしていますが、

私たちの大切な娘を共に育てている

同志のような関係となっています^^)

 

 

 

私は、自分の人生をより幸せに生きたい。
 
自分自身を100%生きたい!!

 

 

そのために、
なんでこういう現実を体験したのか
という「現実が起こってくるしくみ」
をちゃんと知りたかったのです。

 

 

自分が現実を創っているということは
わかっているけれど、

じゃあどんな意識や思考が、
その望まない現実を
自ら創っているのかな?

ということを、

知りたくなったのです。

 
その時は、絶対安心・絶対幸福
という言葉は知りませんでしたが、
そのことを深く求めていたのだと思います。

 

そのためには、自分の中にある
望まない現実を創っている意識に
気づく必要
があります。

 

下の図は、一人分の意識を
表している図だとしましょう。

 

意識の中身

 

これまでの人生で培ってきた価値観があります。
 
価値観とは、簡単にいうと
 
自分が価値があると思っていること
 
自分がこれはこうだと信じていることです。

 
自分の無意識の中には、
自分では、当たり前に思っていること
正しいと思っていること

つまっています。^^

 

「フツウこうだよね!?」
 
と言ってませんか?

 
私は元夫に対しても、
よく言っていました。(責めていました)

 

「子供が生まれたら

フツウ保険には入るよね!?」
 
とか、
 
「子供が生まれるんだから、

フツウ煙草はやめるよね!?」

 

とかです。(実際の私の言っていたことです)

 

当時の私のフツウは、
自分の中では100%
正しいこと
でした。

 
今は、それが100%正しい

とは思っていません。

元夫の考えも理解できます。

 

わかりやすいと思うので、
この例でいきましょうか。

 

元夫が、煙草を吸っているのを見ると
私はいつもイライラしていました。

 

 

なぜイライラするかというと、
私の中に「煙草は悪いもの」
という価値観があったからです。

 

もし私も元夫と同じように
煙草の愛煙者だったとしたら、

誰が煙草を吸っていても
イライラしないですよね。^^

 

 

現実のレベルで、
煙草を吸っている元夫に対して
「怒り」や「イライラ」の
感情を感じるのは

 

 

過去からずっと自分の中にあった
「煙草は悪いものである」という
価値観によって反応していたのです。

 

 

 

繰り返しますが、

怒りの元は、過去に自分の中に
創られた「価値観」に

よるものなのでした。

 

 

父は、私が生まれてからすぐに
大好きな煙草をやめました。

 

 

それを後から知って、自分なりに
それが子供への愛なんだなと
捉えていたのだと思います。

 

 

嬉しかったことを覚えています。

だから、私の中に
 
「子供が生まれたら、煙草をやめるべきだ」
 
という価値観が自然に
できたのだと思います。

 

 

それが「フツウ」でしょ!

と。

 

私がそういう体験を子供側で
していたからです。

 

当時は、感情が出るしくみを

知らなかったので、
 
 
怒りのエネルギーを放出しっぱなしに
するほかありませんでした。

 

 

だから、また怒りやイライラが
続く現実が返ってきていたのですね。

 

もちろん、今でしたら、

 

なんで私はこの怒りがでるのだろう?

どんな価値観を持っているから、
この怒りの感情がでてくるのだろう?

 

 

 

と自分の中にある
マイナスの現実を創り出す価値観を
自己観察によって、
見つけて手放すことができたでしょう。
 

 

自分がこう思っているから、

それを鏡として見せてくれている

 

ということは、頭ではわかるけど、
でも感謝までいかない。

 

 

ということで、ストップしてしまう方は
その価値観がわかったところで、
止まってしまっているのかもしれません。

 

 
自己観察では、

もっと深いレベルまで
「なぜ」を観察して

いくのです。

 

つづきます^^