自己観察の実践:肯定できる今を人生でいくつ持っていますか?
今日は、天命・天職が見えてくる
自己観察をする上での
大事なことをお伝えします。
体験した意味を肯定する
ことについて、お伝えします。
なぜ「肯定」することが
大事なのでしょうか?
過去は関係ないよ、
「今」が大事だと
よく言われています。
未来を創るのは「今」の自分だよ。
と。
そうですね。
それも正しいと思います。
ちょっと私の体験談をお伝えしますね。
私は、2008年の夏に離婚しました。
離婚当初は
「100年たっても元夫とは、
和解したくない!」
くらいの感情を抱えていました。^^;
はやく忘れて、
前を向いて生きていこう。
そんな感じでした。
でも前向きに生きるとは
どういうことなんでしょう。
体験したことを、
忘れることが前向きに生きることなのかな?
私は、ムリして前向きで生きている
フリをしていたのだと思います。
当時私は、
それまでの自分を
嫌なことは、はやく忘れようと
がんばっていたのです。
大事なのは「今」これからだ・・・と。
それが前向きに生きることだと
思っていました。
でもその大切なポイントの
「今」というのは
点ではありません。
もちろん、この瞬間は
点だと捉えることはできます。
でも、一度考えてみてください。
今、この瞬間に「反応」することは、
何によって「反応」しているのでしょう。
過去からもっている
あなたの中の「価値観」によって
いろんな出来事に対して、
良い、悪い、好き、嫌い
と判断していると思います。
私たちが体験している「今」は、
過去からつながっている「今」
なんですね。
もちろん、「今」瞬間の意識が
すべての未来を決めます。
繰り返します。
「今」この瞬間に無意識に
反応することは、
過去に作られた価値観によるもの。
だから、「今」ってだだの点じゃないんです。
だからこそ、
私は実感していることがあります。
大事なのは、
過去からつながっている「今」を
「肯定できる今」にする
ということです。
肯定できる今をもったとき、
私の経験上必ず
「感謝」の気持ちが自分の中から
湧いてきました。
私は離婚したことも、
元夫のこととあった
いろんな出来事もすべて
自分の人生のモノガタリを
読み解いていくごとに
肯定できるようになりました。
「肯定できた今」をいくつも
体験していくことでより、
素晴らしい土台が自分の中に
構築されていくのです。
私は、それを
「プラチナの土台」
と呼んでいます。
イメージをやっぱりお伝えしたいので。
図をつくってみました。
私は本当にこれまでたくさん、
自己観察をして、感情の元を
たどりずっと癒されていなかった
感情が浄化し癒される体験を
してきました。
その度ごとに、
その大元の出来事があった
瞬間から「今」までの時間が
「肯定された今」に変わったのです。
私は、自己観察をすることによって、
なんで元夫と離婚になったのか、
なんで元夫と結婚したのか、
なんで元夫をパートナーとして
選んだのか、
そのパートナーを選ぶ基準は
どこから来ていたのか、
などすべて明らかにすることができました。
結局は、父との関係についての
ネガティブな捉え方が、
大元にありました。
いろいろと自分の人生のことが
わかっていくと
本当に「だから、私はあの時
こういう選択をしたのか・・」とか
「だから、この体験をあえてして
学ぶ必要があったのだな・・」とか
今まで自己観察をしなければ
一生気づくことがなかったと
思うことが、自分の中から
出てきました。
父との心からの和解もでき
元夫とのことも
何のわだかまりもなくなり、
自分の人生の選択に対して
もう誰のせいにするのでもなく
100%自分の責任で
選んだことだったのだ。
と本当に心から晴れやかな感動に
包まれました。
この感動は、生きているうちには
体験してほしいなと思います。
「今」この時から変わればいいんだ。
過去は関係ない。
終わったことだから、振り返らない。
いろんな考え方があっていいと思います。
ただ、私は、肯定できる今を
たくさん持つ人生を生きたいなと
思っています。
もちろん、
どんな選択をするのも
「自由」です。^^
あなたは、
過去なんて振り返らない状態の「今」と
過去を感謝して肯定できた「今」と
どちらの「今」を生きたいですか?